夕刊アメーバニュース

秘密保護法案「戦時中と同スピードで審議」細野氏指摘

2013年12月05日 17時23分
提供:アメーバニュース/政治・社会

 議論が紛糾している特定秘密保護法案について、民主党の細野豪志前幹事長(42)がブログで自身の見解を述べている。

 細野氏は、政府の情報が国民のものであることが「大原則」との認識から、民主党が同法案に関し、情報公開法の改正を含む対案を出していると説明。「参議院に送られた政府案は、特定秘密の対象、第三者機関、秘密の期間のどれをとっても問題を抱えたままです」との見解を述べた。

 また細野氏は戦前の秘密保護法制を調べたとして、1899年成立の軍機保護法と1941年成立の国防保安法が特定秘密保護法案に類似していると説明。前者は日清戦争と日露戦争の間という、明治政府が軍備増強を行っている最中の法律で、法案提出から1年以上の審議を経て成立したという。一方で後者の国防保護法案は戦時立法であり太平洋戦争前夜の1941年1月29日に法案が提出され、異例のスピードで審議が行われたという。衆議院では2月8日に全会一致で可決。貴族院でも2月27日に可決し、法案提出から1ヶ月を経ずに成立していると解説。

 細野氏は特定秘密保護法案が提出されたのが10月25日であり、与党が目指す12月6日の会期末での成立が実現すれば、1ヶ月強で成立と、戦時立法の国防保護法案とほぼ同じ審議期間で成立することを指摘し「戦時中と同様のスピードで審議を急ぐ理由はどこにあるのでしょうか」と疑問視。法律の中には、試みでやるべきものと、一旦導入されるとの取り返しのつかないものがあり、特定秘密保護法案は後者に属しているとの認識を示し、「このまま突き進むのか、一旦立ち止まるのか、安倍政権は岐路に立っています」とコメントしている。

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